ブログ

2021.07.26

はじめまして

去年の6月から動物看護師として働かせて頂いております。豊田瑞紀と申します。小さい頃から動物が身近にいるのが当たり前な環境で育ち動物が大好きでした。当時、飼っていた猫が交通事故で怪我を負い、動物病院にて無事完治するまでの過程を見た時にこの職業を目指したいと思いました。知識と技術を身に付け動物たちの手助け、また少しでもご家族様の力になれるよう努力して参ります。宜しくお願い致します。

2021.07.09

外耳炎

今回は特に暑い夏の時期に多い外耳炎についてお話します。

 

外耳炎とは
動物種や年齢関係なく起きる疾患で、耳の開口部から鼓膜までの外耳道で起きる炎症のことを言います。

症状
耳をかく・汚れ・赤みや腫れ・におい・頭を振るなどがあります。
更に耳をかくことによって『耳血腫』という耳介の内側の皮下にリンパ液などが溜まることもあります。

原因
細菌や真菌(かび)類の感染・寄生虫(ダニ)・皮膚炎・アレルギーがほとんどで、犬では耳が垂れている子や耳道内の毛が密生して蒸れることによる原因が多いですが、外に出る猫は耳ヒゼンダニが原因で外耳炎になることが多いです。

検査
耳鏡という機器を使用して耳道内に寄生虫がいるか・耳道が狭くなっていないか・汚れが酷くなっていないかなどを診ます。

治療
主な治療方法は耳洗浄や点耳薬の使用です。また耳道内の毛が原因の場合は毛を抜く処置をし、寄生虫が原因の場合は駆虫薬を投薬します。
耳洗浄や点耳薬の投薬は自宅で飼い主さんに行っていただくこともありますが、耳を触られることを嫌がり暴れてしまう子は院内での処置・投薬も可能です。
耳血腫は溜まった液を抜き炎症を抑える注射を投与しますが、完治するまで1週間に1回のペースで数回通院していただく場合もあります。

〜自宅で点耳薬を投薬する際のポイント〜
①耳の中にきちんと液が入るように入れる
②投薬後耳をマッサージする
③完治するまで治療を続ける

外耳炎になってしまう前に定期的な洗浄することも予防になります。

 

 

2021.06.21

膀胱炎について②

今回は膀胱炎の検査や治療についてのお話です。

検査・・・膀胱炎の症状がある場合、病院では尿検査をします。
尿の中に細菌や出血はないか?結石のもとになる結晶はできていないか?などを確認します。必要に応じてレントゲン検査や、超音波検査を行う場合もあります。

 

治療・・・細菌感染がある場合は抗生剤による治療を行います。結晶や結石がある場合は、食事療法や膀胱洗浄、場合によっては手術での摘出が必要になります。

 

予防・・・飲水量を増やし、尿の量を増やすことが膀胱炎の予防につながります。常に十分な量の水を飲める、排尿を長時間我慢させない環境作りが大切です。

また、特にねこちゃんはストレスが原因の膀胱炎も多いため環境の変化や、トイレが変わったりといったきっかけがある場合はなるべくストレスを減らしてあげられるよう工夫しましょう!

 

 

 

2021.06.14

膀胱炎について①

今回はわんちゃん・ねこちゃんの膀胱炎についてのお話です

膀胱炎とは膀胱に炎症が起こり、尿を貯めたり排泄したりといった膀胱の機能に支障をきたす病気です。また、再発が多い病気でもあり、適切な治療を行っても慢性的に繰り返してしまうこともあります。

主な症状は、・少量の尿を何度もする。
        ・排尿姿勢をとるが尿は出ていない。
        ・尿に血が混じる。        などがあります。

膀胱炎の原因は、尿道の中に菌が入り込んで感染を起こしたり、膀胱内に結石ができる尿石症によるものがあります。また環境の変化などによるストレスが原因のこともあります。

膀胱炎が重症化すると、腎不全や尿毒症になり命に関わることもありますので、
・尿の量がいつもより少ない。
・トイレの回数が増えた。
・尿の色やニオイがいつもと違う。
などの症状がある場合は早めの受診をおすすめします。

次回は膀胱炎の検査や治療についてお話しします。

 

 

 

2021.05.07

歯のトラブル②

前回に続き、歯のトラブルについてお話しします。

「乳歯遺残」

わんちゃん、ねこちゃんの歯は一般的に生後6〜7ヵ月までに乳歯から永久歯に生えかわります。
この時期を過ぎても乳歯が抜けずに残っている状態を乳歯遺残といいます。
これは猫よりも犬、特に小型犬に多く認められます。

乳歯遺残を放置しておくと永久歯の不正咬合を招き、異常な歯列による歯周炎・歯肉炎などを起こすため抜歯が必要となります。
抜歯は基本的に麻酔下での処置になるため、当院では生後6ヵ月を過ぎた頃に避妊・去勢手術を推奨しておりますので、その際に同時に乳歯の抜歯を行うことをお勧めしています。

 

(リアンも乳歯が残っていたので、避妊時に抜歯をしました。)

        (抜歯前)                               (抜歯後)

 

今回はお口のトラブルで多い疾患についてご説明しましたが、他にも猫に多くみられる口内炎や、稀に口腔内腫瘍などがあります。
様子がいつもと違うなと感じましたら来院することをおすすめします。

 

全く関係ありませんが、先月お散歩中に撮った1枚です📸🐾🌸

 

 

 

 

2021.05.03

歯のトラブル①

今回は歯のトラブル、「歯周病」と「乳歯遺残」についてお話ししたいと思います。

「歯周病」

ペットのお口のトラブルで一番多い原因は歯周病です。
当院でも口が臭う、硬い物を食べなくなった、顔(目の下)が腫れたと来院される子が多くいます。
わんちゃん、ねこちゃんは人間とは違い自分で歯磨きをすることが出来ないため、飼い主さんが磨いてあげることが出来ないと歯垢や歯石がよりつきやすくなってしまいます。
汚れが溜まると臭いの原因になったり、歯茎が腫れたりといった症状がでてきます。そのまま放置していると症状が進行し歯が抜けてしまったり、稀に歯周病菌が血管に入って全身にまわり心臓病や腎臓病の原因になることもあります。

一度ついてしまった歯石は磨いただけでは取り除くことは出来ません。
病院でできる処置としては超音波スケーラーによるスケーリングです。全身麻酔による処置になるため簡単に決断することは難しいかもしれませんが、早いうちに処置をすることによって抜歯せずに済んだり抜歯の本数が少なくて済みます。

 

           

 

 (スケーリング前)                  (スケーリング後)

 

スケーリングをした場合、その後の綺麗な歯の状態を維持するためにはやはりご家庭でのデンタルケアが大切になります。
歯磨きが難しい場合は歯垢・歯石の付着を軽減する効果のあるガムやサプリメント、ペット専用の歯磨き剤など出来る範囲でかまいませんので、使用することをお勧めします。

 

                                              (デンタルケア商品)

次回は乳歯遺残についてお話ししたいと思います。

 

(スケーリング後、点滴中のエルモ。)

2021.05.01

移転しました🏥

本日、5月1日(土)より新病院での診療がスタートします。
診療時間が変更していますので来院の際はご注意下さい。

 

また、新天地につき色々ご不便、ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、何卒よろしくお願い致します。

2021.04.29

🚚お引っ越し🚚

昨日の午後から移転の準備を進めていましたが、本日はスタッフ犬・猫のお引っ越しをしました。
キャリーが足らず、花音だけスタッフに抱っこをされて出発🚗

緊張の面持ちでしたが5分足らずで到着。
犬舎を設置するのに時間がかかり、夕方ようやく猫舎が設置されました。
とりあえず、みんなごはんを食べて一息つけたかな?

そして移転祝いにみんなに首輪をプレゼント🎁
今日はお疲れ様でした☆

2021.04.14

多飲多尿について(後半)

 

今回は前回の続きをお話していきます!

『飲水量や尿量が増える可能性のある食事について』
・尿石症の療法食を与えている場合
・果物や野菜などの水分を多く含む食事を与えている場合
・塩分の多い人間食を与えている場合…などが挙げられます。
※お薬の影響で増える場合もありますので、お薬に関しましては病院に確認して下さい。

 

『飲水量・尿量の測定方法』
まず飲水量についてですが、何種類か方法がありますので行いやすい方法で実施して下さい。
・水を容器に入れる時は、計量カップやペットボトルで量って入れます。そして、何cc入れたのかをその都度メモに残して下さい。(※飲水量を測定する際は、水を切らさないように注意して下さい。大きめな器にするか、こまめに補充するようにしましょう。)
・24時間後に容器の水を回収し、何cc残っているかを量ります。(AM9:00から始めた場合、翌朝AM9:00に残量を確認します)
・メモに記録してある容器に入れた水の総量から、残っていた水の量を引いて何cc飲水しているかを量ります。

尿量については、ペットシーツに排尿をする場合はその重さを量ることでおおよその尿量を測定できます。ただし、飲水量とは違い24時間その都度尿量を測定することは、なかなか大変だと思います。その為、普段よりも排尿回数が多かったり、外で排尿している場合は見た目の量で判断して下さい。トイレ砂などで排尿している場合は、砂の塊の大きさをみて尿量が増えていないかを確認するようにして下さい。

飲水量・尿量の測定は最低でも4〜5日連日で行います

 

病気のサイン『多飲・多尿』を知っておくことで、そういった病気の早期発見をすることが出来ます。その為、飼い主の皆様が常日頃からおよその飲水量と排尿量を把握しておくことが大切です。

 

2021.04.13

多飲多尿について(前半)

 

四月は入学シーズンですね。ご入学の方、おめでとうございます😌
さて、段々と暖かくなってきましたがご自宅のわんちゃんや、ねこちゃんは水を普段より多く飲んでいたり、トイレに行く回数が増えている気がする…なんてことはありませんか?

今回は、多飲多尿 についてお話をしていこうと思います。
まず、犬の飲水量は一日(24時間)で体重1kgあたり90〜100ml以上で多飲と言えます。ただし、夏場などに激しい運動をする、あるいは短頭種のような呼吸の激しい犬種は、一時的にそれくらいの水を飲むことがあるため、この状態が持続すると多飲と言えます。また、尿量は一日で体重1kgあたり50mlを超えると多尿と言えます。尿量が増える分おしっこの回数も増えます。

犬の多飲・多尿で考えられる病気は、糖尿病・副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)・子宮蓄膿症(未避妊の女の子のみ)・腎臓病などが考えられます。

猫の飲水量は一日で体重1kgあたり60ml以上で多飲と言えます。尿量は一日で体重1kgあたり50ml以上で多尿と言えます。猫の場合、多発性腎嚢胞症と呼ばれる遺伝性の腎臓の病気では、アメリカン・ショートヘア、スコティッシュ・ホールド、ヒマラヤン、ペルシャがかかりやすいと言われています。多発性腎嚢胞症は進行すると腎臓の機能が失われていき、腎不全に進行することで多飲多尿を示す場合があります。猫の多飲多尿で考えられる病気で最も多くみられるのが、慢性腎不全です。その他では、甲状腺機能亢進症(ホルモン異常の病気)・糖尿病・高カリウム血症(血液の異常を示す病気)などが考えられます。

[例] 3kgの犬は飲水量が1日270〜300ml以上で多飲、尿量は150ml以上で多尿です。          
      3kgの猫は飲水量が1日180ml以上で多飲、尿量は150ml以上で多尿です。

多飲多尿は、さまざまな病気の症状としてみられますが、初期は元気・食欲が旺盛であることがほとんどです。しかし、病気が進行すると次第に元気・食欲の低下や体重減少などの症状がみられます。いつもより元気や食欲が旺盛な時は注意して様子をみましょう。

※あくまで大まかな目安になりますので、普段より飲水量が多い場合は相談して下さい。

今回はここまでです(^^)/
次回は『飲水量や尿量が増える食事について』と『飲水量・尿量の測定方法』をご紹介します!

 

 

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