冬になると多く見かける疾患 PART2
新春とは名ばかりの厳しい寒さが続いております☃皆様、いかがお過ごしでしょうか😄
今回は前回のお話の続きをさせていただきます。
まずは呼吸器疾患、感染症についてです。
冬になると空気が冷たく乾燥し、鼻や喉の粘膜が弱まって刺激を受けやすくなるため咳やくしゃみなどの呼吸器疾患を出すことがあります。また、ウイルスが活動しやすくなり、わんちゃんやねこちゃんの免疫力が下がりやすくなるため、感染症にかかりやすくなります。
呼吸器の基礎疾患(気管虚脱など)がある子は咳が出やすくなり、わんちゃんはケンネルコフ、ねこちゃんは猫ヘルペスウイルス(FHV)、猫カリシウイルス(FCV)に注意が必要です。
○ケンネルコフ…犬カゼと呼ばれるウイルス感染や細菌感染によって
引き起こされる伝染性気管気管支炎
症状 ・喉に何かつかえているようなしつこい咳
・鼻水
進行すると…
・膿性の鼻水
・目やに
○猫ヘルペスウイルス(FHV)、
猫カリシウイルス(FCV)…猫カゼと呼ばれる上部気道感染症
症状 ・くしゃみ
・鼻水
・涙
・目やに
・口内炎
・発熱
進行すると…
・目の充血
・膿性の鼻水
・鼻づまり
ケンネルコフ、FHV、FCVは子犬、子猫で重症化しやすいので注意が必要です。
対策 ・時々空気の入れ替えをする
・適度に湿度を保つ
・ワクチン接種をすると完全にかからないということではないが、症状を軽減できる
次に皮膚疾患についてです。
冬場のストーブやヒーター、熱湯などによる火傷、またホットカーペットや湯たんぽなどで低温火傷をすることがあります。
また、冬になって乾燥が続くと皮膚の保湿性が損なわれます。さらに室内で暖房を使用するとますます空気が乾燥し、痒みや皮膚炎、湿疹、フケの原因になります。
対策 ・周囲が熱くなる暖房器具には近づけないようサークルなどでガードする
前回と今回の2パートに分けて冬に多い疾患の説明をさせていただきました。飼い主様が対策をすることで軽減、予防できる疾患はたくさんあります。しっかり対策をし、わんちゃん、ねこちゃんと健康に冬を過ごせるようにしましょう☺
本日より診療しております。
あけましておめでとうございます🐉
当院は本日より診療しておりますが、混雑も予想されますのでご理解いただきますようお願いいたします。
本年もどうぞよろしくお願いします。
年末年始は…
病院のお休み中はみんなでお散歩へ行きました。
橋を渡ったり、公園へ行ったり、イルミネーションも見に行きました✨
(散歩待ち…早く行きたくてうずうず…)
(散歩好きの花音🐾)
(橋の下の階段を登っていたけど、疲れて休憩中…)
(初めてイルミネーションも見ました☆)
(公園で草や土の匂いをくんくん…)
(切り株によいしょ)
(令音も切り株に…と持ち上げているところですが、切り株には乗らず抱っこで落ち着いていました。嬉しそう…)
(帰り道、令音は疲れておじいちゃん犬のようにとぼとぼ…花音はすたすた歩いていてまだまだ若い!)
(疲れて座り込み、みんなに心配されている令音…)
明日から当院は通常通り診療いたします。
休み明けのため混雑が予想されますが、ご了承くださいますようお願いいたします。
こんな愛らしいスタッフ犬共々、今年もよろしくお願いいたします🐲
あけましておめでとうございます🌄
コロナ禍前の日常に戻りつつ、お出かけする方も多いのではないでしょうか😊
寒さもこれからが本番です。体調を崩さないよう気をつけてお過ごしください。
当院は1/4(木)から診療いたします。
今年もよろしくお願いいたします🎍
今年もお世話になりました。
今年も残すところあとわずかですね。
当院は本日午前の診療をもちましてお休みになります。
来年は1/4(木)からの診療になります。
わんちゃん、ねこちゃんたちとよいお年をお迎え下さい☺
㊗️花音12歳🎉
今日は花音の誕生日。早いもので当院に来て10回目の誕生日を迎えました。
先日お祝いの写真を撮りましたが、帽子を嫌がるので一苦労💦
ワンショットで撮りたかったのに、おやつにつられたリアンも一緒に入っちゃいました。
誕生日でもないのにとら吉は巻き添え…
そしてリアンに遊ばれる…
また1年よろしくね☆
Happy Birthday♡Merry Xmas🎄
猫毛フェルト
ブラッシングで抜けたハイハオの毛を使い、猫玉を作りました。
スタッフ力作!🤣
ハオハオ:(なんだこれ…)
頭に乗せても動じず。
とら吉もふんふん…
とら吉はあまり興味がなく、ハイハオは猫玉で遊んでいました。
ハイハオ:(じーっ……)
その後ハイハオが下に落とした猫玉をすかさず拾い、口にしていた令音です😨
(急いで取り上げました💦)
3ショット📸
最近令音はみんなと一緒に遊んでいます。
でも激しく追いかけるのでみんな逃げ回っています。
┌(^o^)┘ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄〜 ̄)┘
とら吉はネコパンチをおみまいしたり…
それでも昨日は珍しく令音とリアンで狭い院内を楽しそうに駆け回っていました♫
3ショットが撮りたくて頑張りました。
令音とリアンはアイコンタクトをしてくれるのに花音はおやつをガン見👀
3匹一緒にカメラ目線は難しい💦
冬になると多く見かける疾患 PART1
過ごしやすかった秋も終わり、寒い冬が始まりました。朝、布団から出るのが嫌になってくる時期になってきましたね😅外出するときは防寒着、家の中にいるときはこたつ・ストーブが人もわんちゃん、ねこちゃんも必須になりますね☺
さて今回は、本格的な冬になる前に『冬になると多く見かける疾患』についてお話ししたいと思います。「そうなんだぁ、初めて知った。」の方も「もう、知ってるよ。」の方も今回の話を読んでいただいて、もう一度わんちゃんやねこちゃんにできることはないかと考えて頂ければと…
〔泌尿器疾患〕
冬になると、日中の運動量が減りがちになります。喉が渇かなくなり水を飲む量が夏に比べると激減します。その為おしっこの量も少なくなり泌尿器の疾患が起こりやすくなります。
尿道の短い女の子は膀胱炎になりやすく、反対に尿道の長い男の子は結石が尿道に詰まって排尿困難になりやすいと言われています。
過去に泌尿器疾患なったことのあるわんちゃん・ねこちゃんは特に注意が必要です。
◦症状
・頻尿(ちょろちょろと少しずつ何回もトイレに行く)
・排泄の体勢はするのにおしっこが出てない
・おしっこに血が混じってる、おしっこが濁っている など
〔関節疾患〕
寒さで血管が縮み、血液の流れが悪くなってしまいます。そうなることで筋肉が固くなりその周辺の血流も悪化します。運動量の低下で体重が増えたりすることで関節に負担がかかり、関節炎が悪化してしまうことが多くなります。
◦症状
・散歩を嫌がる
・動かなくなる
・背中を丸める
・動作がぎこちなくなる など
◦予防
・肥満にさせない
→関節に負担をかけない
・運動不足にさせない
→筋肉を衰えさせない