狂犬病予防注射について
令和二年度狂犬病予防注射は、2月28日で終了致しました。
令和三年度狂犬病予防注射は、4月1日から開始致します。
これまで公園等で行われていた仙台市の集合注射は、実施しない為、
動物病院での接種をお願い致します。
誤食について 後半(消化管閉塞の考えられる誤食)
前半では、「中毒物質の誤食」について、紹介しました。
今回は、「消化管閉塞の考えられる誤食」について載せていきます。
中毒症状の出る誤食と違い、「消化管閉塞の考えられる誤食」は、誤食した異物が
腸に詰まってしまうことで『腸閉塞』を引き起こします。
(ゴムボール、おもちゃ、石、梅の種、トウモロコシの芯など多種多様。)
異物を食べてしまったことにより、胃内に異物があることで胃が正常に機能する
事ができず、食べたフードが腸へ流れにくくなり、
頻回な嘔吐、水を飲んでも吐く、などの症状が多くみられます。
わんちゃんでは特に、お散歩中の拾い食いや、遊んでいるとき、
バーベキューなどの人が集まるイベント事は、わんちゃんへの意識が向かなくなりがちなので注意
しましょう。
ねこちゃんは、ひも状のもの好んで、誤食することが多いようです。
布製品のほつれめに興味を示し、噛んで遊んでいるうちにたくさん飲み込んで
しまうことがあります。
もしも食べてしまった場合は、、、
レントゲン検査で、異物の有無や大きさを確認し、催吐処置を行います。
催吐処置で吐かなかった場合や、吐かせることが難しいものは、
全身麻酔をかけて、『内視鏡』を使っての除去を行います。
すでに腸内で詰まっている場合や、内視鏡で除去できない場合は
開腹手術により除去します。
※釘、鶏の骨、針、竹串などの尖っているものは、催吐処置ができません。
催吐処置を行うと食道を傷付けたり、穴をあけてしまう恐れがあります。
わんちゃん、ねこちゃんが誤食しないように対策をうつことが大切です。
外出時、目の届かない時、サークルにいれましょう。
また、家中を自由に行動させていると、知らないうちに誤食している
可能性があります。
キッチン周りや、物が多いところに入れないように、柵などを立てて
自由に行動できる範囲を狭めることも大切です。
また、誤食癖のあることがわかっていれば、サークル内は必要最低限のものだけ
置くようにし、おもちゃやクッションは置かないようにしましょう。
祝☆1歳
2月14日に令音が1歳の誕生日を迎えました🎊🎂
とっても元気で、スタッフの手をやかせることもある令音ですが、
これからも元気に生活してほしいと思います☺️
本当は、肩にかけたかったのですが活発すぎるがゆえにうまくいかず・・・😅
ですが、令音らしいキラキラした表情が撮れました!
令音、誕生日おめでとう!
誤食について 前半(中毒物質の誤食)
犬、猫と一緒に暮らしていくうえで、発生頻度の高く、注意していただきたいことは『誤食』です。
『誤食』には、「中毒物質の誤食」と「消化管閉塞の考えられる誤食」があります。
前半、後半にわけて紹介します。まず前半「中毒物質の誤食」から紹介します。
【チョコレート・ココア】
知っている方も多いチョコレートやココアですが、これらには「カカオ」が含まれて
おり、この「カカオ」に含まれている成分が中毒を起こします。
商品の種類によって、「カカオ」の量が違います。(カカオ○%と表記されている)
食べた量が少なくても、「カカオ」の量が多いものであれば危険ですので、
食べてしまった時は、食べてしまった量と、それに含まれている「カカオ」の量を
把握しましょう。
中毒症状:嘔吐、頻脈、興奮、痙攣
【タマネギ・ネギ・にんにく・ニラ】
これらには、赤血球を壊す成分が含まれてます。
また、この成分は加熱しても破壊されないので、煮汁やハンバーグにも
注意しましょう。
私たちの食卓によく登場する野菜ですので、味付けされ美味しそうな匂いにつられて
盗み食いをしないよう、料理中や食事の際は十分注意しましょう。
中毒症状:貧血、粘膜部分が白くなる、血尿、嘔吐
【キシリトール】
知らない方も多いと思いますが、人がよく食べているガムのなかに含まれている
「キシリトール」は、犬猫が食べてしまうと摂取30分で低血糖を起こし、肝障害を
引き起こします。
稀にワンちゃん用のガムにも「キシリトール」が含まれている製品があるようです。
(最近は見かけることは減っていますが、、、)
購入する際は、成分表記をしっかり確認しましょう。
中毒症状:低血糖、低血糖によるふらつき、肝障害
【植物(ユリ・ポインセチア・スイセンなど)】
特にネコちゃんは、ユリの葉っぱを少しかじっただけでも、命に関わります。
また、花瓶の水を飲んでも、中毒を起こしてしまいます。
ユリ科の植物の摂取により「急性腎不全」となり、亡くなってしまうこともあります
ので、植物のある部屋には入れないようにするなどして注意しましょう。
中毒症状:乏尿、無尿、よだれが増える、むかつき、食欲不振
これらのものは、早く気付くことができれば身体に吸収されるまえに
「催吐処置」で、吐かせることができます。
しかし、なかには吐かない子もいるので、その場合は、点滴をし中毒成分を
早めに尿として排出できるようにします。
☆後半へ続く(消化管閉塞の考えられる誤食)
冬場に起こりうる危険性〈2〉
さて、以前に挙げた「低温やけど」「皮膚病」に続きまして、暖房器具を使用した際に起こりうる危険性をお伝えします。
3.熱中症
こたつの中はとても暖かいので長時間居続けると、熱中症になってしまう事もあります。
もしこたつの中でハァハァしている姿を見つけたら、体に熱がこもり熱中症になる一歩手前の状態といえるかもしれません。
4.脱水症状
熱中症と同時に起こりやすいのが脱水症状です。
長時間暖められると体内の水分が減少しやすくなります。
高齢の子は体温調節がうまく出来なくなるため、本人が身体の異変に気づくのが遅れたりします。
わんちゃん、ねこちゃんは暖かいところが好きなので、暖をとりたがります。
しかし、こういった危険から守るため、こたつに潜ったら電源を切る、ストーブの前に来れないよう柵でガードする、などといった対策が必要になります。
チワワやヨークシャーテリアなどの寒さに弱い犬種、高齢の子でなければ過度に暖める必要はないといわれていますので、その子に合った快適な環境をつくってあげてください。
(多頭飼いだとみんなでくっついて暖がとれますね♪)
本日より診療しております。
あけましておめでとうございます。
当院は本日より通常通り診療しておりますが、明日は火曜日ですので、午前のみの診療になります。
わんちゃん、ねこちゃん達は体調を崩すとお腹を壊しやすくなります。
いつもと様子が違うときは早めの受診をお勧めします。
あけましておめでとうございます。
コロナ渦の中、新年を迎えることができました。
あまり出掛けられず、ストレスが溜まっていませんか?
愛犬とお散歩に出掛けたり、愛猫に癒やされて少しでも気が紛れますように。
当院は1/4(月)から診療しております。
今年もよろしくお願い致します。
今年は丑年🐄
ウシ柄の令音と。
冬場に起こりうる危険性〈1〉
寒い日が続いており暖房器具からなかなか離れられませんね。
わんちゃん、ねこちゃんもストーブの前やこたつの中で陣を取っていませんか?
今回は、そんな子たちに起こりうる危険性を2回に分けてお伝えしたいと思います。
1.低温やけど
長時間こたつの中に入り続けていたり、ストーブのすぐ近くで暖をとると低温やけどになる危険性があります。
また、最近増えてきた床暖房や、ホットカーペットの上で寝ていたら低温やけどをしてしまうという事もあるようです。
皮膚が赤くなったり、水疱ができたりしていた場合は、火傷や低温やけどの可能性があります。
- 2.皮膚病
ストーブやこたつに長時間あたっていると、皮膚の水分が奪われ乾燥していきます。
そうするとフケが出たり皮膚が痒くなり、体を掻いてしまう事で皮膚炎になることがあります。
(ほとんどの子はこのように毛布などがあれば自分の体温で暖をとることができます。)
次回に続く…
Happy Birthday🎂
今日はクリスマスイヴですが、当院ではスタッフ犬・花音の誕生日でもあります。
朝にみんなから「おめでとう🎉」と祝ってもらい、
誕生日プレゼントに(?)大好きな段ボールをもらいました。🎁
わんこの3ショットです✨
最近は雪の日が続き、雪かきが大変ですね、、、
皆さんお散歩の際はお気をつけください!
さてこちらは、ワン・トゥー・スリーと背の順に並ぶ
左から、リアンちゃん、花音、令音、貴重な3ショットです!
みんなこちらを向いてて可愛いですね❤️