- 立春とは名ばかりで寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?😀🍫
今回は白内障についてお話したいと思います。
発症率が高い病気のため、お家のわんちゃんやねこちゃんに症状がないか、こちらを読んで確かめてみてください。 -
白内障とは…?
眼の中でレンズのような役割を持つ、水晶体の一部または全体が白く濁ってくる病気です。
痛みはありませんが、濁りが徐々に広がるにつれて視力が低下し、最終的に失明します。
一度濁った水晶体は、元の状態に戻ることはありません。
わんちゃんもねこちゃんも白内障になりますが、わんちゃんの方が圧倒的に数が多いです。白内障の種類
白内障は先天性と後天性のものがあり、後天性では発症した年齢により若齢性・老齢性白内障に分類されます。
○先天性白内障
生後まもなく発症が認められます。
○後天性白内障
若齢性白内障…6歳未満で発症
老齢性白内障…6歳以上で発症
全ての犬種で発症する可能性があり、わんちゃんでは若年性が多くみられます。
老齢性の白内障より、若齢性の白内障の方が進行が早いケースが多いです。白内障の進み方
初発白内障から未熟白内障、成熟白内障、過熟白内障へとすすみます。
◯初発白内障(濁り15%未満)
わんちゃん、ねこちゃんにもあまり自覚症状がなく、日常生活に不自由はありませんが、獣医さんによる眼科検査で、初期の異常を発見できます。
◯未熟白内障(濁り15%以上)
視覚はありますが、暗いところで動きが鈍くなり、瞳孔領域に白濁や白班がみられるようになります。
◯成熟白内障(白濁100%)
瞳孔領域の全域が白濁します。視覚障害が顕著になり、「動きが慎重になる」・「障害物にぶつかる」・「はいつくばる」などの行動がみられます。
急速な白内障の進行では水晶体が膨化することが多く、水晶体嚢が破裂した場合には重度のぶどう膜炎を引き起こします。
◯過熟白内障(水晶体内液状化)
水晶体たんぱく質が液化し、融解した状態です。液化した水晶体たんぱく質は眼内へ漏出し、たんぱく質起因性ぶどう膜炎によって網膜隔離、緑内障を続発することがあります。白内障の原因
◯先天性
・遺伝的素因
◯後天性
・加齢、老齢
・糖尿病
・外的ストレス(外傷、紫外線…)
・眼の中の病気(ぶどう膜炎…)
・薬剤 など白内障の症状
・物にぶつかる
・階段を上り下りするのを嫌がる
・薄暗い場所の散歩を嫌がる
・急にびっくりする
・投げたボールを見失う など白内障の治療
内科的治療と外科的治療があり、内科的治療では、白内障が初期のうちに発見できれば、抗白内障薬を点眼し続けることで、病気(濁り)の進行を遅らせることができます。
外科的治療では、手術により濁った水晶体を除去し、人工水晶体の挿入が行なわれます。 -
特に、糖尿病のわんちゃんはほぼ100%白内障を併発し、進行が早いです。白内障はブドウ膜炎、緑内障などの合併症を引き起こしやすいので、進行が進んでないうちに治療を始められるように、普段からわんちゃん、ねこちゃんの様子をしっかり観察し、定期的に健康診断を行いましょう。☺
2026.02.09












