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2026.02.09

白内障について

  •  立春とは名ばかりで寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?😀🍫

     今回は白内障についてお話したいと思います。
     発症率が高い病気のため、お家のわんちゃんやねこちゃんに症状がないか、こちらを読んで確かめてみてください。

  •  

    白内障とは…?
     眼の中でレンズのような役割を持つ、水晶体の一部または全体が白く濁ってくる病気です。
     痛みはありませんが、濁りが徐々に広がるにつれて視力が低下し、最終的に失明します。
     一度濁った水晶体は、元の状態に戻ることはありません
     わんちゃんもねこちゃんも白内障になりますが、わんちゃんの方が圧倒的に数が多いです。

    白内障の種類
     白内障は先天性と後天性のものがあり、後天性では発症した年齢により若齢性・老齢性白内障に分類されます。
     ○先天性白内障
       生後まもなく発症が認められます。
     ○後天性白内障
       若齢性白内障6歳未満で発症
       老齢性白内障6歳以上で発症
       全ての犬種で発症する可能性があり、わんちゃんでは若年性が多くみられます。
       老齢性の白内障より、若齢性の白内障の方が進行が早いケースが多いです。

    白内障の進み方
     初発白内障から未熟白内障、成熟白内障、過熟白内障へとすすみます。
     ◯初発白内障(濁り15%未満)
       わんちゃん、ねこちゃんにもあまり自覚症状がなく、日常生活に不自由はありませんが、獣医さんによる眼科検査で、初期の異常を発見できます。
     ◯未熟白内障(濁り15%以上)
       視覚はありますが、暗いところで動きが鈍くなり、瞳孔領域に白濁や白班がみられるようになります。
     ◯成熟白内障(白濁100%)
       瞳孔領域の全域が白濁します。視覚障害が顕著になり、「動きが慎重になる」・「障害物にぶつかる」・「はいつくばる」などの行動がみられます。
       急速な白内障の進行では水晶体が膨化することが多く、水晶体嚢が破裂した場合には重度のぶどう膜炎を引き起こします。
     ◯過熟白内障(水晶体内液状化)
       水晶体たんぱく質が液化し、融解した状態です。液化した水晶体たんぱく質は眼内へ漏出し、たんぱく質起因性ぶどう膜炎によって網膜隔離、緑内障を続発することがあります。

    白内障の原因
     ◯先天性
      ・遺伝的素因
     ◯後天性
      ・加齢、老齢
      ・糖尿病
      ・外的ストレス(外傷、紫外線…)
      ・眼の中の病気(ぶどう膜炎…)
      ・薬剤 など

    白内障の症状
     ・物にぶつかる
     ・階段を上り下りするのを嫌がる
     ・薄暗い場所の散歩を嫌がる
     ・急にびっくりする
     ・投げたボールを見失う など

    白内障の治療
     内科的治療と外科的治療があり、内科的治療では、白内障が初期のうちに発見できれば、抗白内障薬を点眼し続けることで、病気(濁り)の進行を遅らせることができます。
     外科的治療では、手術により濁った水晶体を除去し、人工水晶体の挿入が行なわれます。


  •  特に、糖尿病のわんちゃんはほぼ100%白内障を併発し、進行が早いです。白内障はブドウ膜炎、緑内障などの合併症を引き起こしやすいので、進行が進んでないうちに治療を始められるように、普段からわんちゃん、ねこちゃんの様子をしっかり観察し、定期的に健康診断を行いましょう。☺

Tel.022-769-9939
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