気温が上がって暖かい日が続き、仙台市でも桜が開花したみたいですね🌸
満開の桜を見たいところですが花粉がまだまだ飛散しています。花粉症で悩まれている方も多いのではないでしょうか?実はわんちゃんにも花粉症があります。
そこで今回はアレルギーについてお話しします。
症状
・皮膚や目、耳のかゆみ、発疹、フケ
・掻きむしることによる脱毛
・下痢、嘔吐(吐き気) など…
原因
・環境中のアレルゲン…花粉、ほこりなど
・食物…肉、魚、卵、乳製品、小麦、大豆など
・ノミ、ダニなどの外部寄生虫
・マラセチア(常在菌)
なりやすい犬種
主に柴犬、シーズー、パグ、フレンチブルドッグに多い
診断と治療
①皮膚に菌や目に見えない寄生虫がいないか顕微鏡で観察する
菌がいる場合は菌にあった内用薬の処方やシャンプー療法
菌がいない場合はアレルギー薬の処方
寄生虫がいる場合は駆虫薬をつける
フケが多い場合は保湿剤の使用
目の痒みには点眼薬、くしゃみ・鼻水には点鼻薬
下痢・嘔吐には整腸剤、吐き気止めの治療
②除去食試験
食物が原因である場合は当てはまるアレルゲンが含まれていない食事に変更し、症状が改善するかを見ていくが最低でも1ヶ月はその食事だけを与えていく必要がある
(例:現在与えている食事の原材料が鶏肉系であれば魚系に変更など)
また期間中はその他の食事やおやつを少量でも与えないように注意
③血液検査
血液検査をしアレルゲンに対する抗体があるかないかを見る
食物や雑草、植物、カビなどの項目があるため菌の検査や除去食試験をしても症状が改善しない子向けになる
ハイハオ「ぼくは花粉症もアレルギーもないにゃ!お花見…してみたいにゃ〜」