過ごしやすかった秋も終わり、寒い冬が始まりました。朝、布団から出るのが嫌になってくる時期になってきましたね😅外出するときは防寒着、家の中にいるときはこたつ・ストーブが人もわんちゃん、ねこちゃんも必須になりますね☺
さて今回は、本格的な冬になる前に『冬になると多く見かける疾患』についてお話ししたいと思います。「そうなんだぁ、初めて知った。」の方も「もう、知ってるよ。」の方も今回の話を読んでいただいて、もう一度わんちゃんやねこちゃんにできることはないかと考えて頂ければと…
〔泌尿器疾患〕
冬になると、日中の運動量が減りがちになります。喉が渇かなくなり水を飲む量が夏に比べると激減します。その為おしっこの量も少なくなり泌尿器の疾患が起こりやすくなります。
尿道の短い女の子は膀胱炎になりやすく、反対に尿道の長い男の子は結石が尿道に詰まって排尿困難になりやすいと言われています。
過去に泌尿器疾患なったことのあるわんちゃん・ねこちゃんは特に注意が必要です。
◦症状
・頻尿(ちょろちょろと少しずつ何回もトイレに行く)
・排泄の体勢はするのにおしっこが出てない
・おしっこに血が混じってる、おしっこが濁っている など
〔関節疾患〕
寒さで血管が縮み、血液の流れが悪くなってしまいます。そうなることで筋肉が固くなりその周辺の血流も悪化します。運動量の低下で体重が増えたりすることで関節に負担がかかり、関節炎が悪化してしまうことが多くなります。
◦症状
・散歩を嫌がる
・動かなくなる
・背中を丸める
・動作がぎこちなくなる など
◦予防
・肥満にさせない
→関節に負担をかけない
・運動不足にさせない
→筋肉を衰えさせない