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2022.12.08

肥満について

街はクリスマスの飾りつけ一色となってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか?🎄🎄🎄

クリスマスや年末年始で美味しいものを食べるわんちゃん、ねこちゃんが多い季節になりました。このような時期に注意したいのが肥満です。
今回は「肥満」についてお話ししていきたいと思います。

○肥満とは
・中性脂肪が過剰に蓄積されている(体脂肪が増えた)状態
・食事による摂取カロリーが運動を始めとする消費カロリー上回っている状態 です。

○肥満の状態
・適正体重の10%以上20%未満の体重の増加→体重過多
・適正体重の20%以上の体重増加→肥満

 適正体重3kgのチワワで例えると…
   3.3kg以上→体重過多
   3.6kg以上→肥満        となります。

・BCS (ボディコンディションスコア) 4 以上(適正は3)
 BCS (ボディコンディションスコア)とは…
  見た目と触った感覚で肥満度を5段階で評価する基準のことです。これはわんちゃんねこちゃんに共通しており、体型管理をする際の目安となります。下の画像を参考にしておうちのわんちゃん、ねこちゃんの体型をチェックしてみてください😃

      環境省 飼い主のためのペットフード・ガイドライン より

 BCSのチェック方法
 ①体を横から見て、ウエストの部分にどれぐらいくびれがあるか
 ②体を上から見て、腰にどれくらいくびれがあるか
 ③肋骨を撫でて、どのくらい骨が浮き出ているか
 ④ウエスト部分を触り、どのくらいくびれがあるか
 ⑤の骨を触り、どのくらい浮き出ているか
 長毛種の場合は、毛の下に手を入れるなど、なるべく肌に近いところでチェックすると、より正確に評価できます。
 評価するときのポイントは「上からの見た目」「横からの見た目」「肋骨」「腰」の4つです。

○肥満の原因
・食べ過ぎ
・おやつの与えすぎ
・運動量が少ない
・避妊・去勢後のホルモンバランスの変化による活動量の低下や食欲の増加 など

○肥満によるリスク
・病気の引き金となる
  わんちゃん→心臓病関節炎糖尿病 など
  ねこちゃん→下部尿路疾患関節炎糖尿病 など
・病気を悪化させる要因となる
・麻酔や投薬によるリスクを悪化させる
・寿命が短くなる            など

○ダイエット
わんちゃんやねこちゃんは運動そのもので消費カロリーを増やすのは難しいので食事管理でカロリー摂取量を減らすことが必要です。

食事管理では
・その子に合ったフードを与える(減量用の食事療法食(高タンパク高食物繊維食)が推奨されている)
・その子に合わせたフード量で与える
・おやつを与えすぎないようにする    ことが大事になってきます。

ダイエットで最も大切な事は飼い主様の協力です。おうちのわんちゃん、ねこちゃんと長く元気でいてもらうためにもおやつの与えすぎやフードの量などに気をつけて食事管理をしっかりしましょう。もし、おうちの子に合ったフード、量がわからない場合はお気軽にご相談ください☺

ご参考にスタッフ犬達のボディコンディションスコアは…

花音は 3(適正) です😄

令音は 4(やや肥満) なので、ダイエット中…。頑張ろうね😥

 

 

 

 

Tel.022-769-9939
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