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2021.04.13

多飲多尿について(前半)

 

四月は入学シーズンですね。ご入学の方、おめでとうございます😌
さて、段々と暖かくなってきましたがご自宅のわんちゃんや、ねこちゃんは水を普段より多く飲んでいたり、トイレに行く回数が増えている気がする…なんてことはありませんか?

今回は、多飲多尿 についてお話をしていこうと思います。
まず、犬の飲水量は一日(24時間)で体重1kgあたり90〜100ml以上で多飲と言えます。ただし、夏場などに激しい運動をする、あるいは短頭種のような呼吸の激しい犬種は、一時的にそれくらいの水を飲むことがあるため、この状態が持続すると多飲と言えます。また、尿量は一日で体重1kgあたり50mlを超えると多尿と言えます。尿量が増える分おしっこの回数も増えます。

犬の多飲・多尿で考えられる病気は、糖尿病・副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)・子宮蓄膿症(未避妊の女の子のみ)・腎臓病などが考えられます。

猫の飲水量は一日で体重1kgあたり60ml以上で多飲と言えます。尿量は一日で体重1kgあたり50ml以上で多尿と言えます。猫の場合、多発性腎嚢胞症と呼ばれる遺伝性の腎臓の病気では、アメリカン・ショートヘア、スコティッシュ・ホールド、ヒマラヤン、ペルシャがかかりやすいと言われています。多発性腎嚢胞症は進行すると腎臓の機能が失われていき、腎不全に進行することで多飲多尿を示す場合があります。猫の多飲多尿で考えられる病気で最も多くみられるのが、慢性腎不全です。その他では、甲状腺機能亢進症(ホルモン異常の病気)・糖尿病・高カリウム血症(血液の異常を示す病気)などが考えられます。

[例] 3kgの犬は飲水量が1日270〜300ml以上で多飲、尿量は150ml以上で多尿です。          
      3kgの猫は飲水量が1日180ml以上で多飲、尿量は150ml以上で多尿です。

多飲多尿は、さまざまな病気の症状としてみられますが、初期は元気・食欲が旺盛であることがほとんどです。しかし、病気が進行すると次第に元気・食欲の低下や体重減少などの症状がみられます。いつもより元気や食欲が旺盛な時は注意して様子をみましょう。

※あくまで大まかな目安になりますので、普段より飲水量が多い場合は相談して下さい。

今回はここまでです(^^)/
次回は『飲水量や尿量が増える食事について』と『飲水量・尿量の測定方法』をご紹介します!

 

 

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